こんにちは!七理由芙です。
立春をむかえましたね、春への準備期間です。どうやらもうすぐ春一番もやってくるようなので、大風にも注意です。
木々が葉を落としてまだグレーの景色のなか、にょきっと出てきたのは水仙の葉です。春は球根の花が鮮やかな季節。
子どもの頃、ヒヤシンスの水耕栽培をしませんでしたか?くびれたガラス容器に水を入れて、球根をセット。水の中へだんだんと真っ白なひげ根を伸ばし、やがてムラサキやピンクや黄色の花を重たそうに咲かせます。球根というあんな小さな塊のなかにどうやってこんな花が収納されているのか、大人になってやってみると、毎日の変化が面白くて違う目線で楽しめます。
ヒヤシンスだけでなく、チューリップ、ムスカリ、クロッカス、もちろん水仙も、簡単に水耕栽培で楽しめます。専用の容器がなくても、器に小石を敷き詰め、小石すれすれまで水を張り、そこに球根をちょんとのせれば、根をだし花を咲かせます。
水耕栽培の球根にとって、水はご飯であり、家でもあります。水がきれいであることはご飯がおいしくて、きれいな部屋で生活できているようなもの。少し寒い部屋に置くと水は汚れにくく、ガラスの器なら水の状態もよく分かります。
球根が水に浸からない水位を保ち、定期的な水替えも。
そのとき気になるのは繊細そうな白い根っこ。繊細そうに見えて意外と強いので、引っ張ったりしなければ大丈夫。自然と落ちた根っこは、落ちる予定だったものだと思い、庭の土にでも戻してあげましょう!
日光も必要なので、明るい場所がいいです。窓辺とか。
花が咲いたら早めに根元から切り離せば、球根に養分が残って来年も楽しめるかもしれません。
その時は葉っぱはつけたままで。カッコ悪く見えても黄色くなるまでが葉っぱの人生。光合成をしてさらに球根に栄養を蓄えさせてくれます。
黄色くなったら葉っぱも根元から切り落して球根だけにして、風通しのいい場所で保管。来年も花が咲くと良いですね!