節分が過ぎ、おひな様を飾る季節が来ました。
私たちのところは旧暦でお祝いをするので、4月までゆっくりと飾っておくことができますね。と言っても娘は成人してから10数年、結婚もし。おひな様が箱から出ない年も何度かありましたが、今年は2月の3連休やらコロナやらで何かと家で過ごすことも多く、めでたくおひな様は飾られました。
娘が産まれた30数年前、そのころは大きな段飾りで、タタミ2畳分、人の背丈ほどもあるおひな様が主流でしたが、娘の祖母である私の母は、横幅90センチ、高さ1メートルほどの小さな段飾りがとても気に入り、地味だけど着物もお顔もとても良かったので、孫娘が大きくなっても飾ってくれるようにとそれを贈ってくれました。
娘の家は猫がいるため飾ることができず、今も我が家で飾ります。
人形も道具も小さいので、色々と小道具をつけるのにひと苦労しますが、それでも出来上がって玄関がとても華やかになりました。
年老いた母を思い出し、飾ってなくてごめんねと詫びながら、良いものを贈ってくれてありがとう。と改めて感謝をした一日となりました。今はコロナで会えない母に、写真を撮って今度見せようと思います。