ことしは寅年

年が明けてずいぶん日にちが経ちました。遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

今年は寅年ということで、映画のえは「男はつらいよ」の寅さん。

人気があってシリーズ化され長きにわたって製作上映されてきた国民的映画ですが、若い頃はもっと尖がった内容の映画を好んでいて、劇としては物足りなさを感じ「またいつもの寅さんか」と思って、併映でたまに観ていた程度でした。

近頃はテレビでもよく放映していて観ることが多いのですが、感情が入って目頭を熱くしたり、声をあげて笑ったりしている自分がいます。人情や人の好さに触れると気持ちよくなる…、これって年を喰ったということなのかな。

改めて観ていて、役者のうまさや演出の気配りなどいたるところに心惹かれます。結局、とても良く作られた映画シリーズだったってことですね。